旧Mac -> 新Mac 移行に関するまとめ.
旧Mac(Macbook pro 13 inch 2009 early model)から新Mac(Macbook pro 15 inch 2011 early model)への移行の際に
いろいろ手こずったのでそのまとめ.
Mac->Macの移行の際には大きく分けて2つの選択肢があると思います.
1. 新しく環境を構築し,重要なファイル(ドキュメント等)を後から移行する.
今回の移行ではなるべく前の環境のまま移行したかったので,1はやめて2を選びました.
移行アシスタントでは無線LAN,有線LAN,Firewire経由のいずれかが選べ,今回はFirewireケーブルを使用しました.
移行できるデータは
・/Users/hogehoge 以下
・/Applications
・設定
です.
移行先に同じ名前のユーザがあると移行ができないため別の名前のユーザをつくらないといけません.
また,OSのバーションを同じにしておく必要があります.
200GB程度の移行に8時間程かかりました.
移行が終わって気づいたのですが,/Libraryや/usr/local/bin/ 内のファイルに"(古いMacから)"
という名前がついてしまっていました.
また,/Developer以下は消えてしまいます.
・ユーザ名を変えなければいけない.
・/Developer以下が消える(再設定がめんどくさい)
・/usr/local/bin 内の実行ファイルや/Library 内のフォルダに "(古いMacから)"という名前がついてしまう.
等の問題が発生しました.
Apple Storeの人曰く「移行アシスタントでそのままの環境を移行できる」そうですが,
ぼくが思っていたそのままの移行は出来ませんでした.
そこで,どうにか古い環境をそのまま移行するために,
「古いMacのハードディスクのデータを新しいMacのハードディスクにまるごとコピーすればいいじゃないか」と考えました.
データのコピーにはハードディスクを換装するときにお世話になったCarbon Copy Cloner - Home
を使いました.
だいたい5時間程度でデータの移行が終わり起動してみると,起動時のりんごマークから進みません.
ハードの互換性が問題なのでしょうか.
どうにもならないのでOSの再インストールすることにしました.
そして再起動すると...!?
どうやらハードディスク内のOSの領域だけ書き換わったので,後のファイルも正常に読めているようです.
アプリケーションが起動できない等の問題もありません.
まったく前の環境と同じです.
これがぼくの求めていた”そのままの環境の移行”です.
正しいやり方かはわかりませんが,Macの移行で困っている方は使ってみてはいかがでしょうか.