プロフェッショナル原論
タイトル通りプロフェッショナルについての本
- 作者: 波頭亮
- 出版社/メーカー: 筑摩書房
- 発売日: 2006/11/07
- メディア: 新書
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この本のなかで筆者はプロフェッショナルを「高度な知識と技術によってクライアンとの依頼事項を叶えるインディペンデントな職業」と定義していて,プロフェッショナルの掟として以下が挙げられていた.
クライアント インタレスト ファースト(顧客利益第一)
アウトプット オリエンテッド(成果思考)
クオリティ コンシャス(品質追求)
ヴァリュー ベース(価値主義)
センス オブ オーナーシップ(全権意識)
プロフェッショナルは顧客からの依頼に対しこれらの規範や価値基準を基に対処していく.
この本のなかにプロフェッショナルとしてコンサル,医者,弁護士が例として出てくるが,研究者に関しては言及されていなかった.
ぼくは,研究者は先に述べたプロフェッショナルの掟をまもり,かつ問題定義能力を持っているすばらしい存在だと思う.
研究者についてもう少し言及すればさらにおもしろい本になると思う.